映画「君の名は。」(2016年8月26日から上映)の舞台を紹介したいと思います。ここでは、(2) 東京・代々木駅周辺を紹介します。【作成 2016/10/23、随時更新】(撮影 2016/10/12)
[1] 代々木駅のホーム(改札内)
(撮影 2016/10/12)
※ 三葉が座っていたホームは総武線・千葉方面です。
(※)当ブログでは比較目的のため、一部著作物の引用を行なっているところがあります。これらの著作権は「君の名は。」製作委員会に帰属します。
映画「君の名は。」(2016年8月26日から上映)は、 「秒速5センチメートル」(2007年)や「言の葉の庭」(2013年)等の作品を発表してきたアニメーション映画監督・新海誠による作品であり、2016年10月現在、観客動員1000万人突破、興行収入150億円突破と 2016年最大のヒット作に位置づけられています。”新海ワールド”と呼ばれている新海作品の特徴は、その精緻な風景描写と男女のすれ違いの物語にあり、多くの観賞者に大きな衝撃と感動を引き起こしてきました。本作品でも前述の新海ワールドは健在でその風景描写の美しさから、本作品の公開以来、多数のファンが聖地巡礼と称して、舞台である東京や岐阜・飛騨地方などへ訪問し一種の社会現象とまで呼ばれるようになりました。当ブログの筆者もまたその中の一人として、ようやく聖地巡礼を敢行しましたので、以下紹介したいと思います。なお、舞台は広域にわたっていますので、地域ごと(東京に関しては駅周辺のエリアごと)に記事を分割しました。特に都内については大多数が鉄道等の公共交通機関を利用すると思われるため、拠点駅に近いほうから配置したつもりです。ここでは、(1) 東京・新宿駅周辺から紹介します。【作成 2016/10/23、随時更新】(撮影 2016/10/12)
[1] 新宿駅・南口
(撮影 2016/10/12)
(撮影 2016/10/12)
※ 南改札口を出てすぐ東側へ。この日は朝6時台で歩いている人は少なかったです。
(撮影 2016/10/12)
※ 西の陸橋から撮影。
[2] 歌舞伎町交差点
(撮影 2016/10/12)
[3] 新宿大ガード東交差点
(撮影 2016/10/12)
※ ヤマダ電機 LABI新宿東口館のYUNIKA VISIONを望む。
(撮影 2016/10/12)
※ 新宿大ガード東交差点より西新宿の高層ビル街を望む。
[4] 新都心歩道橋
(撮影 2016/10/12)
[5] 新宿警察署裏交差点
(撮影 2016/10/12)
※ 円環に囲まれた信号は非常に印象的です。
(※)当ブログでは比較目的のため、一部著作物の引用を行なっているところがあります。これらの著作権は「君の名は。」製作委員会に帰属します。
「ガールズ&パンツァー」劇場版(GIRLS und PANZER der FILM)(略称・ガルパン)は2015年11月21日(土)から全国上映され、リアルな戦車造形と多数の美少女キャラクターとのマッチングが大きな話題となっています。特に、立川シネマシティ(東京都立川市)の「極上爆音上映」に始まる体感型の上映形式は(「ガルパンはいいぞ」と言いながら)多くのガルパンファンを魅了し、その後、4DX(2016年2月~)やULTIRA(イオンシネマ)、imm sound(シネマサンシャイン平和島)、THX等、映画館のもつ大音響や大スクリーンの特性を生かした様々な上映形式が全国各地で実施されました。今年(2016年)5月27日にはBlu-ray/DVDソフトが発売されましたが、それでもなお好況で、2016年6月現在、興行収入22億円突破と深夜アニメ歴代2位の大ヒットが続いています。
今年2月に、塚口サンサン劇場(兵庫県尼崎市)でも「ガールズ&パンツァー~これが本当のアンツィオ戦です!」(2016年2月20日~26日、1週間限定)、 「ガールズ&パンツァー」劇場版(2016年2月27日~3月18日、3週間限定)が期間限定で上映され、「塚口空気砲・サンサンセンシャラウンド重低音轟激上映」(岩浪音響監督の命名)と題して、製作スタッフの岩浪美和音響監督を初めとしたガルパン音響チームの調整による重低音ウーハー上映が実施されました。 さきの塚口サンサン劇場での重低音轟激上映や「これが本当の塚口流戦車道です!」(マサラ上映)、展示ギャラリーの「塚口流せんしゃ倶楽部」等の各種イベントはファンの間で大きな話題となり、近いうちの再上映が望まれていました。
【本ブログの以前の参考記事】「ガールズ&パンツァー」劇場版~塚口サンサン劇場の重低音轟激上映/塚口流せんしゃ倶楽部の軌跡(2016/3/21付) http://cycle-junrei.hatenablog.jp/entry/2016/03/21/094903
2016年GW明けの塚口サンサン劇場の音響設備更新を受けて、今回、満を持して、
(0) 「ガールズ&パンツァー」音響調整イベント(岩浪音響チームによる塚口サンサン劇場での音響調整の見学(深夜の40名限定。筆者は未参加)、2016年5月14日)
(1)「ガールズ&パンツァー」TVシリーズ全12話一挙上映(”サンサンセンシャラウンド アライブ5.1ch立体音響・重低音轟撃上映”【岩浪音響監督による命名】~2.1ch音声をリアルタイムで5.1ch立体音響にエンコード+重低音増量を行なう音響上映スタイル【日本初】。2016年5月23日~27日の平日5日間限定)
(2) 「ガールズ&パンツァー~これが本当のアンツィオ戦です!」(”CV33センシャラウンド アライブ 重低音轟撃上映”【岩浪音響監督による命名】。2016年5月28日~6月10日の2週間限定)
(3) 「ガールズ&パンツァー」劇場版(”サンサンセンシャラウンド アライブEX 6.1ch超立体音響・重低音轟撃上映”【岩浪音響監督による命名】~通常の5.1ch音声から後方の音声を分離して6.1ch化を行なった音響上映スタイル【日本初】。2016年5月28日~6月10日の2週間限定)
(4) マサラ上映イベント「これが本当の“塚口流戦車道フェスタ”です。」(上記、アンツィオ戦と劇場版の2作上映。2016年5月28日、6月4日の2日間)
が告知されました。関西のガルパンファンだけでなく全国から塚口を訪れ、その重低音上映とギャラリーを初めとした各種イベントに魅了されています。
ここでは、前回と同様に、塚口サンサン劇場の「ガールズ&パンツァー」上映で話題を呼んだ手作り感あふれる各種イベント(塚口流せんしゃ倶楽部、マサラ上映、等)を紹介したいと思います。【作成 2016/6/7, 更新 2016/6/11, 6/12】(撮影 2016/3/28, 5/14, 5/23, 5/27, 5/28, 5/29, 5/31, 6/1, 6/3, 6/4, 6/6, 6/10, 6/11, 6/12)
(a) 入口付近の掲示物と劇場の風景
(撮影 2016/5/14)
阪急塚口駅前に掲示されたポスター。「ガールズ&パンツァーが塚口に帰ってきた!」のキャッチフレーズはファンの間で上映前から大きな期待感を持って迎えられました。
(撮影 2016/5/23)
ガルパンTV版の掲示。
(撮影 2016/5/28)
アンツィオ戦の掲示。
(撮影 2016/5/28)
劇場版の掲示。
(撮影 2016/5/28)
ガルパン劇場版の初日上映前の風景。新たに調整された音響への期待感でいっぱいです。
(撮影 2016/5/27)
ガルパンTVシリーズ全12話の一気見上映では約5時間30分の上映時間があるため、大洗名物・干しいもの購入者にはフライドポテトのカップを代用した「干しいもホルダー」が配布されました。「これぞ、塚口流!」ですね。
(撮影 2016/5/23)
映画は前回と同様、1階の4番シアター(座席数は155席)で上映され、重低音ウーファーが設置されました。2番目に客席数の多いシアターで、昔ながらのカーテン付き大スクリーンを残しつつ、ひな壇式の座席配置やライブ感の溢れた重低音上映等と最高の観賞環境でした。
(b) 「これが本当の“塚口流戦車道フェスタ”です。」(マサラ上映)イベント
(撮影 2016/5/28)
今回も5月28日分のマサラ上映(上映中の声援可、クラッカー、紙吹雪等もOK)に参加することが出来ました。重低音ウーハーの大音響に負けじと、クラッカーの連続発砲と硝煙の匂い、「ドゥーチェ・コール」の大声援と前回2月の比ではなかったです。また、今回も多数のコスプレされている方も見られました。
(撮影 2016/5/28)
当日は107発持参しましたが、戦車の砲撃だけでなくボコのシーンを含めたあらゆる音声の度にクラッカーが鳴り響き、まだ足りなかったです。また機会あれば、今度は200発持参したいですね。ちなみに、私が参加した5月28日分の「塚口流戦車道フェスタ」は以下のような感じでした。
塚口流戦車道フェスタ1日目無事終了!「アンツィオ戦」からウーハーを凌駕するドゥーチェコール!「劇場版」ではカール級のクラッカー量!最後は自動車部並の手際の良いお掃除!ドゥーチェコールしながらも掃除の手は止めない皆様に感動しました!! pic.twitter.com/RQh1zZ9SAV
— 塚口サンサン劇場 (@sunsuntheater) 2016年5月28日
(c) 岩浪音響チームのサイン
(撮影 2016/6/3)
1階入口に展示された岩浪音響チームのサイン。6月3日からは隣りにCV33の生け花も展示されています。さすがノリと勢いの塚口サンサン劇場です。
(d) 塚口流せんしゃ倶楽部
今回も映画館の地下1階に設けられた、手作り風の展示・交流室「塚口流せんしゃ倶楽部」がアンツィオ戦&ガルパン劇場版の初日(2016年5月28日)から開催されました。前回よりも更にパワーアップして復活です。ダンボール戦車「三三式塚口型戦車」も健在です。
(撮影 2016/5/28)
※ 今回、ラジコン戦車のコーナーも設けられました。
(撮影 2016/5/28)
※ 今回も充実の設定資料に、デジカメ用ハイグレード光沢紙への印刷にパワーアップした劇場版のシーン。
(撮影 2016/5/28)
※ 劇場関係者による大洗訪問記の写真集も展示。
(撮影 2016/5/28)
※ 関西では見られない大洗をテーマにした各種ポスターも展示されています。
(撮影 2016/5/28)
※ 大洗×ガルパングッズの展示物の数々。
(撮影 2016/5/28)
(撮影 2016/5/28、6/4)
※ 新たに加わったラジコン戦車イベント。ダンボールで製作された塚口三三式戦車のラジコンも大活躍しています。
(撮影 2016/6/6)
噂の「塚口空気砲」です。
(撮影 2016/6/6)
※ 6月6日はあんこうチームのメンバー・秋山優花里の誕生日ということもあって、上映終了後にファンの有志でささやかな誕生祝いが行なわれました。
(撮影 2016/5/28)
※ 今回も小林源文氏のサインが展示されています。
(撮影 2016/5/28)
塚口型戦車の背後に設置された訪問者の書込みコーナー。初日の5月28日から既に多くの書込みが見られます。
(撮影 2016/6/3)
イラストが増えてきました。
(撮影 2016/6/4)
当日は2回目のマサラ上映が実施されたこともあって、非常に多くの書込みがありました。
(撮影 2016/6/6)
最終日の10日が近づくにつれて、すでに模造紙いっぱいの書込みです。
(e) 最終上映日の状況(2016年6月10日)
※ ガルパン最終上映日の長い行列。
※ 岩浪音響チームのサイン色紙の周りには、ファンが持ち込んだ戦車やフィギュアがたくさん並べられました。
※ 最終上映終了後(22時45分頃)の塚口流せんしゃ倶楽部。遅い時刻にも関わらず多くの鑑賞者達が集まりました。
※ 模造紙いっぱいに書かれたメッセージ。
(撮影 2016/6/10)
最終上映日には多くの鑑賞者達が感謝の気持ちでグッズを持ち込んで撮影したり、メッセージを模造紙に書き込んだりしてラストを飾りました。
(f) 最終上映翌日の「塚口流せんしゃ倶楽部」(2016年6月11日)
※ 翌日もキンプリ応援上映の待合室として開放されました。展示物はまだ残っていました。
※ 塚口型戦車のハッチから眺めた室内の様子。実は今回の上映では、戦車の主砲は部屋の入口を向いていました。初めてせんしゃ倶楽部に入室した方は、入るや否や戦車が自らを向いていたので驚いたのではないでしょうか?
※ たくさんの寄せ書き。改めてメッセージを拝見すると、地元・関西圏だけでなく、北海道、水戸、東京、富山、岡山、広島、愛媛、福岡等といった全国各地から観賞された方もいらっしゃいました。まさに「塚口のガルパンはいいぞ!」でした。
(撮影 2016/6/11)
ガルパン上映の終了と共に塚口流せんしゃ倶楽部も一応終了しましたが、「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(略称・キンプリ)の応援上映が開始されるため、翌日も待合室の形で開放されました。展示物の一部撤去予定とのことでしたが、この日はまだ最終上映日と変わらない状態でした。
(g) 最終日の「塚口流せんしゃ倶楽部」(2016年6月12日)
※ 2月以来の多くの寄せ書き。
※ ドゥーチェ・コールの腕の書込みも随分増えました。
※ せんしゃ倶楽部も最終日ということで、塚口ダンボール戦車の最後の勇姿を見に行きました。
※ 彼女達はいつもと同じように「パンツァー・フォー!」でした。
(撮影 2016/6/12)
ガルパン上映終了2日後の6月12日(日)、塚口流せんしゃ倶楽部も最終日を迎えることとなりました。2月以来長らく設置された三三式塚口型ダンボール戦車についても、この日を最後に解体されるということで見納めにいきました。ダンボール戦車の塚口流せんしゃ倶楽部内での大人気・大活躍をいつまでも忘れないようにしたいです。
【番外】前回最終日3月18日~今回初日5月28日までの三三式塚口型戦車。
(撮影 2016/3/28)
キンプリ応援上映時の三三式塚口型戦車。
(撮影 2016/5/14)
マッドマックス"Extreme" MADNESS上映(マサラ上映)の際に見られた三三式塚口型戦車。塚口流戦車道の復活はもうすぐです。
キンプリとマッドマックスの際、交流室で見ることのできた塚口型戦車の様子です。大洗の戦車道復活のように、再度の登場を待ちわびているようです。
今回、塚口サンサン劇場にてTV版は2回、アンツィオ戦は6回、ガルパン劇場版は9回観賞していました。音響設備更新に伴って以前と比べてよりクリアになったサウンド、そしてビリビリ腹から響く重低音ウーハーの効果は「凄い!」です。塚口の特徴は戦車の砲撃音の重厚さも然ることながら、それ以上にTV版のエンジン音、アンツィオ戦の砲弾の鈍い金属音、そして劇場版のカールと観覧車の轟激と重量感あふれる重低音が我々を虜にしました。劇場版の6.1ch化された立体音響は、背後から聞こえる文科省役人や前方から背後へ通過していく砲弾に効果を発揮し、今までに聴いたことのないガルパンを楽しむことができました。まさに「塚口のガルパンはいいぞ!」です。3週間にわたり、高画質な大スクリーンと重低音轟激上映、さらに塚口せんしゃ倶楽部を大いに楽しむことができました。改めて、塚口サンサン劇場さんに感謝申し上げます。いつの日か、再度のリバイバル上映の実現を楽しみにしております。
【参考サイト】
1)「ガールズ&パンツァー」劇場版公式サイト (http://girls-und-panzer.jp/)
2) 塚口サンサン劇場(http://www.sunsun.info/)
映画「心が叫びたがってるんだ。」(2015年9月19日から上映、略称・ここさけ)の舞台を紹介したいと思います。ここでは西武秩父駅の西部に所在する(3) 御花畑駅~秩父市立花の木小学校周辺、番場町公民館前~ジョナサン秩父店方面を紹介します。【作成 2016/5/18、随時更新】(撮影 2016/5/2)
(撮影 2016/5/2)
順と田崎の会話シーン。西武秩父駅から御花畑駅までの道のりに所在します。
[2] 秩父農協本店付近から長田歯科医院方面を望む
(撮影 2016/5/2)
秩父農協本店付近から長田歯科医院方面に撮影します。小学生の順ちゃんは、実際には山のお城が所在する羊山公園と反対側へ向かっていることになります。
[3] 上町給油所
(撮影 2016/5/2)
矢尾百貨店秩父店付近の上町給油所を望む。実際の風景は背後に山々は見えません。
[4] 秩父市立花の木小学校~埼玉県立熊谷高等技術専門校 秩父分校の周辺
※ 実際のこの辺りは住宅の立地はまばらでした。
(撮影 2016/5/2)
順ちゃんの家が設定されている付近。
(撮影 2016/5/2)
秩父第二中学校近くから武甲山を望む。結局、この日は1日中霞んでおり、山をはっきり見ることができませんでした。機会あれば、後日、改めてこの目で武甲山を見たいですね。
[5] 番場町公会堂周辺
(撮影 2016/5/2)
拓実と菜月が病院からの道のりを歩いていくシーン。
[6] ジョナサン秩父店
(撮影 2016/5/2)
秩父鉄道・秩父駅へ向かう途上、県道73号の本町交差点に所在します。
(撮影 2016/5/2)
旧秩父病院は現在は駐車場となっています。
(※)当ブログでは比較目的のため、著作物の引用を行なっているところがあります。これらの著作権はKOKOSAKE PROJECTに帰属します。
映画「心が叫びたがってるんだ。」(2015年9月19日から上映、略称・ここさけ)の舞台を紹介したいと思います。ここでは西武秩父駅の東部に所在する(2) 西武秩父駅~牧水の滝(羊山公園)周辺を紹介します。【作成 2016/5/18、随時更新】(撮影 2016/5/2)
[1] 旧いそだ理容院前
(撮影 2016/5/2)
[2] 赤坂板金前~羊山公園
(撮影 2016/5/2)
小学生の順ちゃんが山のお城を目掛けて走っていく。羊山公園の「芝桜の丘」のシーズンになると、大勢の来園者がこの道を通ります。
[3] 牧水の滝(羊山公園)
※ 順ちゃんの背後右方の石碑は、実際には階段を少し上ったところにあります。
(撮影 2016/5/2)
牧水の滝は、駅から羊山公園までの道のりに所在します。こちらも「芝桜の丘」のシーズンになると、大勢の来園者で賑わいます。
[4] 羊山公園の展望台
(撮影 2016/5/2)
展望台から秩父の街並みを望む。
(※)当ブログでは比較目的のため、著作物の引用を行なっているところがあります。これらの著作権はKOKOSAKE PROJECTに帰属します。
映画「心が叫びたがってるんだ。」(2015年9月19日から上映、略称・ここさけ)は、TVアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(2011年4~6月放送、略称・あの花)のメインスタッフ(原作:超平和バスターズ、監督・絵コンテ:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀)が再結集して制作され、完全オリジナルストーリーの青春群像劇として位置づけられています。過去の家庭問題によるトラウマから声を出すと腹痛に襲われる主人公・成瀬順を中心に、地域ふれあい交流会での2年2組のクラスの出し物であるミュージカルを通して、メインキャラクター(成瀬順、坂上拓実、仁藤菜月、田崎大樹)の「心に秘めた、声に出したい」思いを名曲の数々と共に描かれています。本作品は前述の「あの花」同様、埼玉県・秩父市ならびに横瀬町周辺が舞台となっています。この度(2016年5月現在)、ようやく秩父へ聖地巡礼しましたので、以下、登場した各舞台を紹介したいと思います。なお、舞台は多数にわたっているため地域ごとに分割し、ここでは(1) 横瀬町周辺を紹介します。【作成 2016/5/18、随時更新】(撮影 2016/5/2)
※ 実際の椅子は背もたれのあるタイプでした。
※ この日は黄砂による霞で背後の山々がよく見えませんでした。
(撮影 2016/5/2)
横瀬駅のホームより。当日は横瀬方面から巡礼しましたので、この駅からスタートして秩父札所十番・大慈寺方面へ向かいました。ここではストーリーの順序に関わらず、実際の巡礼の道のりに便利なように、駅に近い場所から紹介したいと思います。
※ ここさけのポスターが複数掲示されています。
※ 横瀬駅の駅舎。実際もそっくりでした。
(撮影 2016/5/2)
駅前のロータリー付近。当日は春霞で遠方の武甲山が良く見えませんでした。
※ このシーンは改札外から撮影しました。
(撮影 2016/5/2)
駅前の道路からホームを望む。
(撮影 2016/3/26)
下校中、順が転んだ場所はこの辺りとみられます。
(撮影 2016/5/2)
セーブオン秩父横瀬町店付近の水路から横瀬中学校を望む。同じく背後の山が霞んで見えません。
[4] 秩父札所十番 大慈寺
※ 実際も玉子をかたどったお供えがありました。
(撮影 2016/5/2)
順と拓実が会話したお寺。札所の一つとして位置づけられており、「ここさけ」巡礼者以外にも頻繁に訪れています。
[5] 旧やおうめ商店(モンマート)付近の交差点(「本当の自分」行きバス停)
※ 実際はローソンではなく、やおうめの看板でした。
※ 町の企画で設置された「本当の自分」行きバス停です。
(撮影 2016/5/2)
家から飛び出した順ちゃんが拓実の最寄のバス停で出会うシーン。シーンではスポンサーのローソンの店舗が描かれましたが、実際は旧やおうめ商店(モンマート)が構えていました。
【「本当の自分」行きバス停について】
(撮影 2016/5/2)
現地では路線バスの停留所はありませんが、聖地企画として代わりに「本当の自分」行きバス停が映画と同じ位置に設置されています。これを見たいために、筆者は関西からわざわざ現地まで訪問したと言ってもいいでしょう。実際に見ることができて感動しました!
[6] 旧やおうめ商店(モンマート)から坂上家までの道のり
(撮影 2016/5/2)
旧やおうめ商店(モンマート)前の交差点から左方の道を歩いていきます。
[7] 拓実の通学路の坂道
(撮影 2016/5/2)
上記、旧やおうめ商店(モンマート)から坂上家までの道のりを、さらに秩父聖地公園方面へ歩きます。
[8] 坂氷交差点(国道299号~県道11号の交差点、羊山公園方面)
(撮影 2016/5/2)
拓実が自転車で山のお城へ向かって順を探すシーン。横瀬方面から徒歩で牧水の滝へ向かうには、こちらから行くと早いです。
(※)当ブログでは比較目的のため、著作物の引用を行なっているところがあります。これらの著作権はKOKOSAKE PROJECTに帰属します。
「ガールズ&パンツァー」劇場版(GIRLS und PANZER der FILM)は2015年11月21日(土)から全国上映され、リアルな戦車造形と多数の美少女キャラクターのマッチングがTV版(2012年10~12月)の放送以来、ファンの間で大きな話題を引き起こしています。特に、凛々しい乙女を育成する「戦車道」と称する大迫力の戦車戦は重低音の音響効果や4DX上映と相まってアトラクションに適した上映スタイルとして、「極上爆音上映」に好評のある立川シネマシティ(東京都立川市)を初めに、現在興収15億(2016年3月20日現在)を超えるロングラン上映が続いています。
本作品の大ヒット上映を受けて、塚口サンサン劇場(兵庫県尼崎市)でも「ガールズ&パンツァー~これが本当のアンツィオ戦です!」(2016年2月20日~26日、1週間限定)、 「ガールズ&パンツァー」劇場版(2016年2月27日~3月18日、3週間限定)が期間限定で上映されました。塚口サンサン劇場での上映では「塚口空気砲・サンサンセンシャラウンド重低音轟激上映」(岩浪音響監督の命名)と称して、本作品の製作スタッフの岩浪美和音響監督を初めとした音響チームが塚口で直々に調整されたこともあって、「関西でも立川シネマシティ並みの重低音上映が楽しめる!」と上映前からファンの間で大きな話題となりました。
ここでは、塚口サンサン劇場の「ガールズ&パンツァー」上映で話題を呼んだ手作り感あふれる企画イベント(塚口流せんしゃ倶楽部、マサラ上映、等)の軌跡を時系列で紹介したいと思います。【作成 2016/3/21, 随時更新】(撮影 2016/2/6, 2/20, 2/21, 2/26, 2/27, 2/28, 2/29, 3/4, 3/5, 3/8, 3/11, 3/12, 3/17, 3/18)
・2016年2月6日~ガルパン上映前
阪急神戸線・塚口駅近くの掲示板。当初、「ガールズ&パンツァー」劇場版は2週間限定上映(~3/11まで)でしたが、後日1週間延長され、3/18までと変更されました。
・2016年2月20日~「これが本当のアンツィオ戦です!」初日
(a) 入口付近のポスター
映画は1階の4番シアター(座席は155席)で上映され、重低音ウーファーが設置されました。2番目に客席数の多いシアターながら、カーテン付きの大スクリーン、ひな壇式の座席配置、ライブ感の溢れた重低音上映と、最高の観賞環境でした。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
映画館の地下1階に設けられた手作り風の展示・交流室「塚口流せんしゃ倶楽部」。当日初日は16時頃に開放されました。時間に間に合わず完成度1/4で未完成だったそうですが、映画館関係者曰く「三三式塚口型戦車」を初めて見た印象は大いに感動しました。なお、戦車の中にも入ることが出来ます。
・2016年2月21日~「これが本当のアンツィオ戦です!」
(a) 塚口流せんしゃ倶楽部
公開初日の翌日には、天井に各校の校章、壁には各キャラクターの設定資料・劇場版の名場面集、今回のために収録された大洗町の紹介ビデオ、戦車にフラッグを設置、等が充実されました。
・2016年2月26日~「これが本当のアンツィオ戦です!」最終上映、「塚口流マカロニ作戦 ドゥーチェコールOK」上映
(a) 入口付近
劇場版公開を翌日に控えた塚口サンサン劇場。この日も多くの観賞者が来ています。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
この日、交流スペースの入口に劇場版のポスターとデフォルメのキャラクター展示物が新たに設置され、大まかな完成を見ました。また、戦車内部も20日と比べてポスター配置の変更や壁面の充実を行なっていました。
・2016年2月27日~「ガールズ&パンツァー」劇場版初日、マサラ上映『これが本当の“塚口流戦車道”です。』(1回目)
(a) 入口付近
「ガールズ&パンツァー」劇場版の初日。入口付近は重低音の期待を胸に、多くの観賞者が集まりました。
(b) 待合室として開放された地下2階のスクリーン3
「ガールズ&パンツァー」劇場版の重低音轟激上映では、大音響のため地下2階のスクリーン3が使えず、待合室として開放されました。
(c) 塚口流せんしゃ倶楽部
初日ということもあって、大勢の観賞者が来ました。当日19時45分の回はマサラ上映(クラッカー、紙吹雪、声援可)イベント『これが本当の“塚口流戦車道”です。』(1回目)が行なわれたこともあり、コスプレされた方の撮影会も行なわれました。さらに、塚口流せんしゃ倶楽部の掲示板として、ホワイトボードが新たに設置されました。早速、多くの方の書込みとイラストが描かれています。
(d) マサラ上映(クラッカー、紙吹雪、声援可)イベント『これが本当の“塚口流戦車道”です。』
筆者はこの日のマサラ上映に参加し、上映中、戦車の砲撃と共にクラッカーが頻繁に鳴らされ、観賞者全員がお祭り騒ぎで楽しみました。クラッカーの音響と硝煙の匂い、そして鑑賞者達の大歓声は4DXを超える勢いを感じさせました。
・2016年2月28日~「ガールズ&パンツァー」
塚口サンサン劇場に集まるガルパン鑑賞者達。入口付近に大勢の人で賑わっています。
・2016年2月29日~「ガールズ&パンツァー」
(a) 入口付近
塚口にて直々に調整された岩浪音響チームのサインが展示されていました。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
ホワイトボードの書き込みも増えてきました。
・2016年3月4日~「ガールズ&パンツァー」
(a) 入口付近
完売御礼が頻繁に起こっています。
土曜日になると、ガルパンの大洗グッズ販売が実施されました。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
ホワイトボードも裏面の2面目に突入です。
・2016年3月5日~「ガールズ&パンツァー」、マサラ上映『これが本当の“塚口流戦車道”です。』(2回目)
(a) 入口付近
新規エンドカードを描かれた小林源文先生の直筆サインも展示されていました。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
次々に増えていく有志によるガルパングッズ。この日は、マサラ上映(クラッカー、紙吹雪、声援可)イベント『これが本当の“塚口流戦車道”です。』(2回目)ということもあって、多くのコスプレ参加者による撮影が行なわれました。
・2016年3月8日~「ガールズ&パンツァー」
(a) 塚口流せんしゃ倶楽部
益々増えていくホワイトボードへの書込みに対応するため、戦車後方に模造紙による書込みコーナーが追加されました。それでもなお、多くのイラストが描かれており、スペースが足りなくなってきました。
・2016年3月11日~「ガールズ&パンツァー」
(a) 入口付近
岩浪音響チームと小林源文氏のサイン。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
昨日に比べて益々イラストが多くなっている模造紙の交流コーナー。
・2016年3月12日~「ガールズ&パンツァー」
(a) 塚口流せんしゃ倶楽部
有志が継続・ミカさんの帽子を提供されています。
戦車後方の模造紙の書込みコーナーが、この日、2枚目に突入しました。
・2016年3月17日~「ガールズ&パンツァー」最終上映の前日
(a) 入口付近
最終上映を翌日に控え、窓口分含めチケットは全て完売です。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
最終上映を翌日に控え、入口付近に展示されていたポスターも地下1階の塚口流せんしゃ倶楽部に移設されました。
4枚目に突入した交流書込みコーナー。力作のイラストでいっぱい!
・2016年3月18日~「ガールズ&パンツァー」最終上映
(a) 入口付近
18日の最終上映も満員御礼でした。上映終了後は劇場支配人の挨拶「必ず帰ってきます!」で盛大に拍手喝采!、とりあえず幕を降りました。
(b) 塚口流せんしゃ倶楽部
4週間続いた塚口流せんしゃ倶楽部、「三三式塚口型戦車」の内部は日々グレードアップが行なわれ、当初目立っていたガムテープも隠されて素晴らしいものになっていました。
交流書込みコーナーのホワイトボードと模造紙は、合わせて6枚分の書込みがありました。塚口は力作のイラスト群と熱いコメントで溢れています。
23時頃の終了間際の塚口流せんしゃ倶楽部。近いうちにまた見ることができたら良いなと思います。
今回、塚口サンサン劇場にて筆者は合計10回以上観賞したと思います。4週間にわたり、高画質な大スクリーンと重低音轟激上映、さらに手作り感あふれる塚口せんしゃ倶楽部の展示を大いに楽しむことができました。改めて、塚口サンサン劇場さんに感謝申し上げます。近いうちに、リバイバル上映の実現を楽しみにしております。
【参考サイト】
(1)「ガールズ&パンツァー」劇場版公式サイト (http://girls-und-panzer.jp/)
(2) 塚口サンサン劇場(http://www.sunsun.info/)