「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」~舞台探訪:大阪・塚本/京都・桃山南口周辺
ライデンフィルム京都スタジオ制作の「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」(2016年3月放送、全4話)は、新海誠原作の短編アニメーション作品「彼女と彼女の猫」(2000年)をTVアニメとして新たに再構成された作品であり、かつて京都アニメーションにて「涼宮ハルヒの憂鬱」や「氷菓」の演出を行なった坂本一也氏が監督を務めています。原作同様に本作品でも、就職活動中の一人暮らしの短大生「彼女」の日常生活を、彼女の「猫」の視点を通して描かれています。本作品は大阪・塚本(大阪市西淀川区)と京都・桃山南口(京都市伏見区)周辺が舞台となっており、以下に登場した舞台を紹介したいと思います。【作成 2016/3/19, 随時更新 2016/3/26】(撮影 2016/2/11, 3/13, 3/16, 3/19, 3/26)
[1] 大阪・塚本駅周辺(東側)
(a) 淀川河川敷から見た梅田のビル群とJR神戸線・下淀川橋梁
(撮影 2016/2/11)【メインビジュアル】
(撮影 2016/3/16)【第1話】
(撮影 2016/3/26)【第4話】
第4話のラスト、彼女と白猫は下淀川橋梁の下で出会うことで物語は終わりました。
(b) 塚本幼稚園の飛び出し坊や
(撮影 2016/3/19)【第2話】
塚本幼稚園と新北野公園の間の交差点に設置された飛び出し坊やがモデルと思われます。
[2] 大阪・塚本駅周辺(西側)
(撮影 2016/3/26)【第4話】
塚本駅の神戸方面側のホームから大阪方面行きのホームを眺めます。
(b) ヘアーサロン・ハシモト
(撮影 2016/3/26)【第2話】
塚本駅の西口から左へ向かい、商店街のアーケード入口前の交差点付近に所在します。
(c) 花川公園
(撮影 2016/3/16)【第2話】
ストーリー上では後述の京都・桃山南口駅周辺の印象を受けますが、実際の公園は大阪市内のJR神戸線・塚本駅西側に所在する、花川公園がモデルと思われます。
(d) 花川公園付近のマンション
アニメに登場した舞台は、実際のモデルを左右反転したものと思われます。ちなみに上記シーンを反転すると以下のようになります。
(撮影 2016/3/26)【第4話】
花川公園近くのマンションを含む住宅街がモデルと思われます(柏里1丁目4付近)。
(e) 通学路と一方通行の標識
(撮影 2016/3/19)【第2話】
標識は大阪市立柏里小学校~花川市場間の交差点(豊ガスケット前、柏里2丁目)がモデルと思われます。
(a) 山科川の丹後橋
(撮影 2016/3/13)【第2話】
主人公の小学時代の居場所は、京阪宇治線・桃山南口駅近くの丹後橋周辺が舞台として設定されているようです。
(※)当ブログでは比較目的のため、著作物の引用を行なっているところがあります。これらの著作権はMakoto Shinkai/CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会に帰属します。